おはようございます、satoです。
今日はこちらの記事をご紹介。
東大、量子力学からの熱力学第二法則の導出に成功、「時間の矢」の起源解明へ
東大がまた一つ新しい結果を導いたのですが、注目なのは量子力学から導かれた、ということ。
量子力学というのは一言でいうと「ミクロ」な現象の理論です。その核となるのがシュレーディンガー方程式というもので、この方程式によって光子や電子といったものが支配されています。
その一方、熱力学第二法則は端的に言えば「時間は戻らない」ということを主張する「マクロな理論」です。覆水盆に帰らず、という言葉があるように、一度起きたものが勝手に元の状態に戻らない、というのが第二法則の核です。
個人的にはミクロからマクロに移るのはどうなっているのかとても疑問でした。
例えば、現在の量子力学では「量子の位置は確率的にしかわからない」ということになっています。量子を顕微鏡で見るともやもやしているのですが、あれはレンズが汚れてるわけでなく、そのようにしか見えない、というわけなのです。しかし、現実で私たちが見る物質のなかで「もやもやで位置が分からない」なんてものはないですよね?(もしそんなことになってたら、生活できない…(笑))
また、量子はある確率で壁をすり抜けるという「トンネル現象」というものが知られていますが、私たちの肉体が壁にぶつかってもすり抜けることは、ありませんよね?
イエス様の霊が閉まっていた戸をすり抜けて弟子たちのもとに現れた、という話は…物質でないのでスルーで(笑))
どうしてミクロな量子が集まってできた物質なのに、こんなにも性質が異なるのか?そこについて、私は色々考えました。
今回の話はこの疑問を解いてくれる手がかりになるかもしれません。
ところで、この理論にもあるように物質の現象は不可逆、時間が戻らない、ことが多いです。それは私たちの人生も同じで、自分達が生きていくほど!死ぬまでの時間は減っていきます。そしてその失った時間は取り戻すことができません。
それでは…果たしてこの限られた時間に私たちは何をすべきでしょうか?
それは、またいずれ書ければと思います。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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