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摂理人の数学話:グローバルな大学と数学研究の関連性??

摂理人の数学話:グローバルな大学と数学研究の関連性??

実は最も世界で使われている共通の言語は、数式なんですよ。

こんばんは、satoです。

今日は、国際で通じる大学を目指す日本の傾向を数学の視点から見てみたいと思います。

世界大学ランキングbyタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)

Times higher educationというイギリスの雑誌が、世界大学ランキングというものを毎年出しています。

今年の結果はこんな感じです。

世界大学ランキングTOP100【2015年度版タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)】@Hotnews

詳しい結果や順位の付け方はリンク先のHOTNEWSの記事を参照していただければと思います。ここでニュースとなったのが

毎年ランクインしている東京大学と京都大学の順位が下がり、アジア勢の大学の首位が東大でない

ということです。日本は海外で通じることを意識しているのか、これは大騒ぎになりました。

ただ、個人的には…そこまで気にすることでないのでは、と思います。

今年東大を含めて主要な大学は「スーパーグローバル大学」に認定され、現在グローバルな人材を育成、確保できるように様々なことを改革している最中。改革した結果、最初は順位が下がる、ということも考えられます。まして、改革の最中なのですから、順位が下がったことに大騒ぎせず、すべてを終えて、しばらく様子を見てから判断したらいいでしょう。

最後まで見て判断しなさい、最後まで行ないなさいとは鄭明析先生の御言葉の中でもよく使われているものですが、本当にこの精神が必要です。特に新しいことをしているとき、変化をする時には、ね。

別の視点

この一方、「世界で戦える日本の大学ランキング!3位京大、2位東北大、1位は東大ではなく…」という週刊ダイヤモンドの記事では、このランキングについて別の視点から話をしています。曰く、ランキングの付け方が変わったのだとか。順位の付け方が変わったら、順位が変わるのも納得です。

で、この記事では独自に「世界で戦える日本の大学ランキング」を付けています。その結果を見てみると、意外なことに

東京工業大学(東工大)

が一位でした。ちなみに、タイトル通り2位は東北大学、3位が京大です。我らが北海道大学は10位。意外と高い?

で、このランキングを見てみると、ある傾向が浮かび上がります。

数学研究が強い大学がグローバル?

東工大といえば数学研究における最先端、という個人的印象があります。一部では「日本におけるMIT(マサチューセッツ工科大学)」とも言われています。

また、東北大も数学研究が結構盛んです。ちなみに、Grothendieckがホモロジー代数に関する革新的な論文を投稿したのも、この大学の雑誌なんですよね。

京大は数理科学研究所もあるし、国際的に活躍している数学者が多いです。

4位以降も見てみると、英語教育に特化した秋田の国際教養大学を除いて、5位名古屋大学、6位大阪大学、7位東大…と皆数学研究が強いところばかり。

これを見てみると

数学研究が強いところがグローバルな大学に繋がっている

ように見えます。

(…というよりは、研究力が高いから、数学研究も強い、というのが正確なのでしょうけど)

『世界共通言語は数式だ』、『数学を通して理解力が身につく』

こう思ったのは、私が数学を研究していて

数学を通して考え方を学び、様々なことを理解する力が身につく

と思うからです。

実際、数学というのは、計算や論理的思考を強調されますが、一番大事なのは

数式で書かれている定義を『理解する』、そして、現象を『数式に翻訳する』

プロセスです。

どんな国でも

    \[1+1\]

は使いますよね。日本、韓国、アメリカでは主言語が異なりますが、数学においてはいずれもこの記号が使われています。このことから数式は英語より共通言語に近いって感じるんです。

でも、数式を理解することは正直難しいです。これは高校数学を経験した方はわかると思います。難しいですよね、数学。

私は大学数学でこの壁を感じました。摂理に来てから神様に教えてもらってできるようになったことがほとんどだと思います。

数式を理解するためには

その数式に色々数字を当てはめてみる

変形する

似たようなものを知らないか考えてみる

といったプロセスが必要なのですが、これってどんなことにでも通用する大切な考えだと思うんですよね。

数学をしていると、集中力・忍耐力・発想力・論理的推論・感性…あらゆるものが磨かれます。これって、何かを理解し、行なうために必要なことだと思うんですよね。

もちろん、人を理解するためにも。

神様の心情を理解するためにも。

だから、本当に国際的に通用する人材を作るためには、数学を理解する過程を経験するのが一番なのでは、と個人的には思っています。英語が話せるとか、色々な国の人に触れることだけでなく、『理解する』というプロセスが大事なのですから。

ここまで書いたけど…

こういうものが身につくのは数学だけではありません。ここまで数学をプッシュしておいてなんですが(笑)

結局自分が『これだ!』と思う何かを一つやり遂げるならば、これらは自然と身につくと思います。私の場合はそれが数学というだけで。(数学がそういうものを必要とする、というのは事実ですが)

本当に成し遂げようとするなら、自然と理解しようとするでしょう。

そのことについて諦めず最後まで行なうでしょう。

そういう姿勢、自分の軸となるものを身につけた人が、国際的に、いや、グローバルに活躍できるでしょう…。

 

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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