数学を突き詰めると、信仰に至る。その1

こんにちは、satoです。
この記事は「数学を突き詰めると、信仰に至る。」の続きです。

天才数学者の哲学、あるいは信仰

前回の記事で、数学者は何かしらの哲学や信仰を持っているということを書きました。今日はこれを突き詰めていきたいと思います。
数学者の証明を見ると、しばしば
どうしてそのような解法を思いついたのか?
というくらいの『名人芸』のような発想がしばしば見受けられます。
中学・高校の数学でも幾何学の補助線の引き方って、「なんでこうなるの?」と思ったことありませんか?
これは、数学の論文を読んでいると本当によくあります。
特に『天才数学者』と呼ばれる人たちの理論は、本当に超越的です。
まるで、先に証明の道筋がわかっていて、それを表現できる数学の概念がないから新たな概念を作っているのではないか?と思うくらい(これは実際そうなのでしょうけど)鮮やかです。
どうしてその発想ができたのだろうか?
果たして、彼らは何を見ていたのだろうか?
数学を研究する中で、私はそこに興味を持つようになりました。だって、そこがわかれば自然な形で、数学を理解できると思ったから。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。